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Alice Boy's Pictures

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モンスターペアレント

モンスターペアレント

2008/2/11記


ニュースに、
学校給食費未納が全国に広がるなか、保護者に対し法的措置を取る自治体が増えてきた。払えるのに払わない、という悪質なケースもあり、このままでは「公平な負担という学校給食制度が立ち行かなくなる」という危機感の表れだ。
とあった。

なんだか、すごいなぁ。。。

先生に、「子どもを起こして学校に連れて行ってくれ」という親もいるらしい。


次男が小学生のころ、世間には、モンスターペアレントという言葉はなかったけれど、私は、モンスターペアレントだったと思う。

自分で思いつく理由は数々ある、

* 普通学級の担任をさせると、問題がある教諭を養護学級の担任にするのは止めてくれ。
私は、その人達に職場を提供するために、次男を登校させるつもりはない。
と発言したから。

*妊娠の計画をもつ先生を養護担任にするのは止めてくれ。
身体をはって仕事をしなければ成り立たない養護学級の担任には不向き。
さらに、学年途中で先生が代わるのは困る。
最短でも2年間は続けてほしい。
1年ごとに担任が替わるのは、養護籍の子どもを教育するつもりはない思っていると判断する。
と発言したから。

学校が大変力を入れているバレーボールクラブの父兄が、「良かった。来年度も養護学級があるんですって。○○先生にコーチをしてもらえるわ。」と大喜びしているのを知って、職員室に伺って校長先生に尋ねた。

○○先生の給与は、養護学級の担任としての給与でしょうか?
バレーボール部のコーチとしての給与でしょうか?

校長は答えに窮した。

養護学級の先生になると、児童は放課後すぐに下校する。
提出されたノートの添削や、テストの採点作業をすることもないので、クラブの指導者には最適のポジションなのだ。
養護学級の生徒のために、教材を考えたり、作ったりしない限りはね。



確かに、私はモンスターペアレントでした。
賛否両論。
批判と賞賛の嵐。

嵐を呼ぶどころか、台風の目になりたいと思っていた。

でもね、給食費は払っていたわ。

自分の子とも、よその子(障害のない子)ともたくさん遊んだわ。

何人も引率して子ども向けの映画を見に行ったわ。

プールに行ったわ。

ピクニックに行ったわ。

自宅はさながら学童保育所だった。

応援してくれる保護者、先生方がたっくさん、たっくさん、現われた。

うれしかったぁ。

ありがたかったぁ。

養護籍の子、障害のある子、要支援の子が普通学級に居る時間を作って、それを実りあるものにしたいと思ったら、普通籍の子、その保護者に応援してもらうことが必要だと思いました。

障害のある子が普通学級に居るために、普通籍の子ども達に過度な負担が生じることは、避けたいとおもいました。
普通学級の先生にも、養護学級の先生にも応援してもらわないと、障害のある子障害ない子との良い関係は生まれないと思いました。

障害のある子の母親達だけで盛り上がっていても、障害のない子の母親達から見れば、不当な要求にしか見えないと思いました。

学校に対して、要求だけしていても、道は拓けないと思いました。

今、障害のある子を普通校に通わせている方は、どうか、多数派である障害のない子とその保護者からも応援してもらえるようにしてください。

要求だけをしていては、本当にモンスターペアレント になってしまいます。




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